【ブログのラインティングの基本的考え方 その1】
何も勉強しないで『よしブログ書こう』と行動に移しても成果に繋がりません。
闇雲に書くのではなく【目的を持って書くこと】が大切です。
そして、【書くことが目的】になっていきやすい傾向がありますので、しっかりと【目的地】にいけるために『どのように伝えたらいいのか』を考えることをオススメします。
そもそも何のためにブログを書くのか?
まず、記事を書く前に僕が大切に決めていることがあります。
- 何のために
- 誰に向けて
- 何をどんな方法で解決できるのか?
この3点は基本的に『意識して』ブログを書きます。
ここが曖昧で【目的地】を決めないで、ふらふらと歩いても『どこに向かって歩いていいのかわからない』という状態になり、成果もでなければ時間だけが消耗します。
1つずつ解説していきます。
何のために?
ここは、バックエンドとして『ユーザーにどのような行動をして欲しいのか?』になります。
いわゆる、【理由】です。
- 集客がしたい
- ブログで商品を買って欲しい
- LINE登録をして欲しい
などの『目的地』を明確に考えることがスタートです。
これ、意外にできていない人がいます。
『結局何をして欲しいの?』とユーザーがわからないのは良くないありません。
誰に向けて?
目的地を決めて歩いていくときに『誰に会いにいくのか』の部分になります。
ターゲット設定ですね。
- どんな課題や悩みを抱えていている人なのか?
- 男性?女性?
- 年代は?
- 職業は?
など絞り出すほど、ユーザーは自分ごとに捉えることができて、結果CVしやすくなります。
よく『1人に向けて書いていきましょう』といったりしますが、とてもいいと思います。
それだけ、ターゲット設定を絞っているので明確な目的地に迷わずたどり着くことができます。
例えば、『髪の毛の抜け毛』についてお客様から相談されたとして、あなたに合った『おすすめの予防対策』や『おすすめのシャンプー』をお伝えして、購入してもらえるために、という内容をブログに書くイメージです。
何をどんな方法で解決できるのか?
ターゲット(誰に)となる対象に向けて
- どのような課題があるのか?
- どんな悩みがあるのか
ここの解決に向けて、『どのような方法が適しているのか?』を考えて記事を書いていきます。
抜け毛の例では『おすすめ予防対策やシャンプー』の部分です。
この内容が『ボディコピー』となります。
解決したいと思っているユーザー(読者)は、常に『もっと良い情報がないのかな』と探しています。
なので、自分の記事で『ユーザーが求めている解決策』の情報を提供することで、成約に繋がる導線を作ることができます。
ということは、『ユーザーが求めている明確な情報を提供すること』が大切になります。
その時の注意点は、『伝える内容は1つに絞ること』です。
欲張って複数の関連事項を提供すると『何を伝えたいのかわからなくなる』という状態になりますので、シンプルに1つに絞ることで内容が伝わります。
- 何のために
- 誰に向けて
- 何をどんな方法で解決できるのか?
この3つの内容を目的を持って書くことで、『何を書けばいいのか?』がわかりますので、そのあたりを意識してブログを書きましょう。
【ブログのラインティングの基本的考え方 その2】
この章では『では、どのような順番で書いたらいいのか?』という部分の最初に提示する【キャッチコピー】について解説していきます。
キャッチコピーやタイトルは本気で考える
ここは、『何を強く訴求するのか?』というアイキャッチとなる【ファーストビュー】の部分です。
ネット上でパッと見て、本当はユーザーが求めていることを訴求していても『タイトルで伝わらない』となると、いつまで経ってもクリックされません。
ここで大切なのは『あれもこれも』という内容ではなく『ひとつに絞る』ことが大事になります。
『シャンプー・トリートメント』を伝えたいのに、ドライヤー、アウトバスなどの関連性があるものを書きがちですが、これでは『何を見たらいいのかわからない』状態になるので、『ひとつだけを提案すること』です。
『ひとつの悩みに対してひとつお伝えして解決してもらう』これだけです。
目の前の悩んでいる方に向けて『求めているものはこの商品ですよね?』とわかりやすく提示することが大切です。
それを、わかりやすく簡潔(シンプル)に伝えることができれば悩んでいるユーザーには、『おっ』と思ってもらえる状態になります。
その【キーワード】を選ぶということです。
キーワードは、多くても5つまでにしておきましょう。
- どんな悩みを抱えている方なのか?
- 悩み解決策のキーワードは?
- どのように改善できるのか?
ペルソナ設定はイメージしておくこと
あとは、ペルソナ設定を具体的に考えて『イメージをしっかりともつ』ことも大切です。
このイメージを持たずにブログを書く方が多いです。
届けたいユーザーが『どんな属性の方なのか?』が見えずに、自分が書きたいことを書いていては、ユーザーには響きません。
- 男性?
- 女性?
- 年齢は?
- 職業は?
- 結婚している?
- 子供がいる?
- どんなライフスタイル?
など、具体的に設定します。
ここが、曖昧になってしまうと、本文を書くときに迷いながらに書くことになります。
具体的に『しっかりとイメージをもって訴求すること』が大切です。
次の章からは、具体的なブログの作り方をお伝えしていきます。
【ブログのラインティングの基本的考え方 その3】
【ブログは見出しで読めるようにする】
ブログを書き始めたメンバーの添削をしていて『見出し』だけで読み進めることができないことが多いです。
この見出しだけでも内容がわかるようにすることは大切なので少しお伝えしていきます。
なぜ、見出しが大事なのか?
ここは、全体の流れを作るための『設計図』になります。
その設計図の通り書いていくことで『あぁ、なるほどな』とユーザーが読みやすく理解しやすい記事を作ることができます。
それが、タイトルを決めて『思っていることを順に書いていく』という流れにしてしまうと、流れがバラバラになってしまい読みにくくなります。
そうならないためにも『タイトル(目的)を決めて構成を考えて見出しを作る』ことで流れを作ることができます。
ちなみに、松島はここの設計図に1時間くらいの時間をかけて記事を作っていました。
それだけ重要だということです。
見出しで統一感をだしていく
見出しで読み進められることを意識することは大切です。
- 最初にアウトラインから作成して見出しで全容を把握
- 見出しに対して本文で詳細を解説し内容を肉付け
このようなライティングを意識すると全体の一貫性や構成を保ちながら文章がかけるようになります。
この一貫性がないとユーザーに違和感を与えてしまいます。
タイトル(目的)に合った見出しを考える
タイトルを決めて写真による『ファーストインプレッション』を提示し、ここでキュリオスギャップをつくれるかで、『関心を抱くか』『先を読むか』決まります。
そのタイトルから『見出しで内容が把握できる状態』をどのようにしていけばいいのか考えます。
例えば、この記事を書くときでも構成を考えてから作成しています。
タイトル
【ブログは見出しで読めるようにする】
なぜの部分
【なぜ、見出しが大事なのか?】
具体例
【見出しで統一感をだしていく】
【タイトル(目的)に合った見出しを考える】
【見出しを構成できたら内容を肉付け】
この流れです。
なんとなく言いたいことが伝わる内容ですよね?
ユーザーからすると、
『ブログって見出しで読めるようにするんだ』
『ほうほう、見出しって大事そうだな』
『だけど、どうやってするんだろ?』
『なるほど、統一感を意識して、タイトルを決めたら先に見出しを考えていくんだ』
『最後に、見出しを元に文章を入れていく感じだな』
というように簡単に解釈ができるほど、読みやすい記事になります。
見出しを構成できたら内容を肉付け
先ほどの見出しを構成して本文の内容を書いていくことを『肉付け』といいます。
この流れでやっていくと、『あれ?こんなにも書きやすかったかな。』と思うくらいスラスラと文章が書けるようになります。
それは、伝えたいことが明確になっているからです。
それだけタイトルと見出しに統一感を出すことができたら作業効率アップにもなるので、ぜひ意識してみてください。
次の章では、もう少し深堀していきます。
【ブログのラインティングの基本的考え方 その4】
ガチなブログであったりLPを作る上で非常に大切になってくる部分を今回はお伝えします。
- 導入
- 問題提起、悩みの共感
- 解決策の提示
- 解決策の理由
- 証拠、根拠
- 欲求、ベネフィット
- 行動、CTA
コピーライティングの本を読んだことがある人にはおさらいになると思います。
まず、法則を知ること
法則とは、PREP、AIDA、PASONAなどがあります。(暗記しなくてもいいですが、なんとなくは理解しましょう)
この法則を使っていくと、よりユーザーの心理を掴むことができます。
例えば、『PREP法』は僕がよく使っているものです。
- 結論
- なぜ?
- 具体的な解決策
- 結論
これですね。
話の流れがわかりやすくなります。
ここに、もうひとつ加えるとさらに深堀できます。
- 結論
- なぜ?
- 具体的な解決策
- 反論への言及(とはいえ)
- 結論
これで、さらにユーザーに伝えた内容が伝わりやすくなります。
これは、ブログに限った話ではなくサロンワークや人に伝えたいときに『明確に伝えること』ができるようになりますので、ブログを書きながら反復練習としてやっていきましょう。
導入文を考える
ここは『おもてなし』の文章になります。
例えば、僕のホームページなら、、、
『三田市 美容院 bellavita(ヴェラヴィータ)のホームページをご覧いただきありがとうございます。 当店は、髪を素髪のようなキレイさにしたい女性のための特別なサロンです。 年齢関係なく髪に悩みがあっても、ゆっくりと時間をかけることで艶やかで美しい髪になることができます。
スタイリストはマンツーマンでしますので、他のお客様との同時進行はせず1人1人に合った特別なカウンセリングで、髪がキレイになる実感を体験できます。』
こんな内容ですね。
- まず訪問して頂いたユーザーに感謝を述べる
- そして、簡単にどんな内容なのかを伝える
- 明確にターゲットは誰なのかを提示する
- どんな人にどんなメリットを提供できるのかを提示する
ここで、ユーザーが『興味がある状態になることで』以下に続くコンテンツに誘導できるかできないのかになります。
問題提起はよりユーザー目線で考える
ここは、ユーザーの悩みを想像して、ユーザーが抱えている『課題』や『悩み』を代弁しながら伝えます。
ここで提示する内容に共感を得ることができれば『おっ、なんか自分の悩みをわかってくれている』となりますし、共感を得ることができなければ『この人、全然わかってくれない』となり、ここで離脱する可能性が高まります。
『思わず共感してもらえる問題を書く』ことです。
ここで、もうひとつお伝えすると、『PASONAの法則』を使うことで、人は快楽を得ることよりも、苦痛から逃れることを優先するので、煽りすぎはよくないですが『購買意欲や興味』を持ってもらいやすくなります。
ユーザーにとって、より自分ごととして認識してもらえるように提示することが大切になります。
しっかりと想像をしてできる限りわかりやすく『具体的に提示』できるようにしましょう。
【ブログのラインティングの基本的考え方 その5】
今回は、『解決策の提示と理由』と『証拠、根拠について』をお伝えしていきます。
解決策の提示は明確に伝えること
ここは『結論』です。
ユーザーの課題や悩みを代弁して、そこに対して『解決できる方法はこれです!』と明確に伝えることで、ユーザーが興味がでたり『悩んでいることを解決できる情報がここにある』という状態になります。
僕のLPでいうと『仕組みを作り安定した経営を目指したい方』に向けて解決策として提示しているのが、、、
- 24時間困った時にいつでも質問し放題、見るだけでも成長できるLINEグループへの招待
- 3ヶ月~1年、目標達成まで導く安心のサポート期間
- 参加メンバーの再現率が高い『物販』『次回予約』『客単価アップ』『ブログ運用』のノウハウ提供
- 初心者から最短で収益システムを構築できるブログ添削サポート
- 特別割引で利益率15〜30%UP 取引ディーラーの紹介
- 全員を達成に導くための、直接悩みをきくことで改善に繋がる定期ズーム相談会
これらのことです。
ここで大事になるのが『簡潔に伝えること』です。
このように箇条書きくらいでいいです。
洗いざらしなんでも話してしまうと、逆効果になります。
解決策の理由
ここは、
- なぜ、この方法で解決できるのか?
- 解決できる理由、問題の原因などを示します。
僕の場合は、、、
『僕自身いろんなオンラインサロンにも参加していますが、悩んでいても直接相談や質問ってできないんです。
でもそんなことを経験しているので『迷っている時間があるのなら質問した方が早い』という学びをしました。
その経験から、サポートメンバーには質問がしやすい環境にしているので、毎日のように質問→回答の流れができています。
このような環境で、教材で仕組みを学び、分からないことや悩んでいる事を直接相談しながら解決できるサポートを全力でさせて頂き『あなたの1人美容室経営』や『あなたの人生』を良くなる方向に導きます。』
この文章ですね。
ここで大事になるのが、『あなたの商品やサービスを利用すれば、必ず問題が解決し、もう今までのような問題や痛みを感じ続けて生活する必要はない』ということを伝えて、ユーザーを安心させてあげることです。
証拠・根拠について
ここでお伝えしたいことは『信頼できると思ってもらうこと』です。
そのために、、、
- リアルな写真やデータ
- 利用者の声(クチコミ)
- 権威性
などの証拠や根拠を揃えることです。
美容室の商品や技術であっても信頼できるように伝えることは大切です。
- 実際の仕上がり(成功事例)
- 実際のお客様のクチコミや手書きのシート
- 信用できる商品である権威性
などですね。
僕の例でいうと、
- メンバーの実績の公開
- メンバーの利用している様子
- 自分のリアルな実績
などです。
ここに共感して信頼してもらうことで人が集まることにもなります。
信頼性が上がるものを全てリストアップして、『どうすれば効果的に見せられるのか?』を考えましょう。
【ブログのラインティングの基本的考え方 その6】
今回は、、、
- 欲求やベネフィット
- 行動やCTA
について解説していきます。
ここまでの流れを理解してやっていくと、驚くほどブログでの成果に繋がったりしますので、何度も読み返して自分の言葉で説明できるようになりましょう。
欲求やリアリティのあるベネフィットを提示すること
自分の書いたブログやLPを見て『どのようなベネフィットを得ることができるだろうか?』と考えることは大切です。
ベネフィットと聞くと、『商品やサービスの特徴』を伝えようと考えがちですが、ユーザーが求めているのは『商品やサービス』ではなくて、それによって得られる未来です。
ここ大事です。
【商品ではなく未来像を販売することがセールス】なんです。
なので、商品やサービスを手に入れることで『ユーザーがどのような未来を得られるのか?』ということを考えて伝えることが大切です。
僕のLPで例えると、、、
- 毎月の利益100万以上
- 年間休日150日(営業日18日固定)
- 次回予約で常に2ヶ月先まで予約が埋まる状態
- 自分の働き方を自由に選択できストレスフリー
- 家族の時間を大切にできる環境
- 未来の仕事にいつでもチャレンジできる
- 物販ブログによる副収入が安定して月に30万
これを販売していることになります。
それを求めて『参加したい』と思う方がいるということですね。
商品ブログや技術で伝えるなら『その商品や技術をすることでお客様がどのような気持ちになって、日頃のお手入れが簡単かつ継続して綺麗になる未来像』ということを伝えることです。
これを販売しているブログやLPです。
『こんな未来になりたい』という自分ごとのように感じてもらえないと、中々販売には繋がらないと思います。
【最終アクション】行動やCTAについて
CTAとは「Call To Action」の略であり、日本語では「行動喚起」と訳されます。Web上のユーザーに行動を喚起させるするためのテキストや画像に対して使われている用語です。
ここまで、素晴らしいブログやLPを書いたとしても『クロージング』をしっかりと書くことができないと、購入ボタンや問い合わせボタンを押してくれません。
ここは『最後にどんな行動をとってもらいたいのか。』になります。
そして、『今すぐ動くべき動機を与える』ことです。
ブログでいうと『まとめ』のところでどのような内容を具体的にお伝えして行動してもらうのか?になります。
その後に、ライン登録ボタンがあるイメージですね。
LPの場合は、登録ボタンや登録の仕方までお伝えします。
僕のLPも見ていただけたらわかると思いますが、2回ほど『今すぐ行動しないといけない理由』を書いています。
一度見てもらえたらと、、、
まとめ
今回お伝えした内容です。
ブログを書く時の基本的な事
- そもそも何のためにブログを書くのか?
- キャッチコピーやタイトルは本気で考える
- ペルソナ設定はイメージしておくこと
- ブログは見出しで読めるようにする
SEOブログやLPを作る時に意識する事
- 導入
- 問題提起、悩みの共感
- 解決策の提示
- 解決策の理由
- 証拠、根拠
- 欲求、ベネフィット
- 行動、CTA
SEOを意識したブログやLPを作る上でとても大事になってくる内容です。
この流れで構成を考えたら、書く項目ごとに見出しをつけていき本文を肉付けしていく流れですね。
見出しで書くことが明確になっていますので、その見出しにあった文章を書いているのか?を何度も確認しながら本文を書いていくと書きやすいと思っています。
少し難しく捉えられてしまうかもしれないですが、基本的な内容になっています。
あとは、ここを意識しながらブログを書いていき慣れるまで反復してやっていくのみです。
体に染み込ませるようにやっていくと『なぜこのようにしているのか?』を自分で言語化できます。
これがコピーライティングです。
そして、SEOで上位表示されやすい環境になるブログを作ることができます。
正直、ここまでしっかりとされている美容師さんが少ないので、今からやっていくことでまだまだ勝つことができます。
しかし、ここだけに依存するのではなく、あくまでもSEOなのでアルゴリズムが変わってしまうと、一気に急降下なんてこともありますので、本業を活かすための行動線状の活動にしていただけたらいいと思います。